中年(35歳前後)の私服問題

こんにちは。ほいたろうです。



30歳を超えてからタイトル通りの問題に直面していました。
これなかなかのテーマじゃないでしょうか。



髪の毛の艶もなくなり、若干腹も出てきて、顔にぼんやり皺が入り始めた中年が纏うべき洋服とは…
休日にバッタリ同僚に遭遇して「(え~若作りしてるやん…キッモ)」と思われない洋服とは…
会社が休みの日の保育園の送迎で周りのお母さんに「(う~わキッモ)」と思われない洋服とは…
自分たちのサッカーとは…。勝者のメンタリティとは…。偽9番とは…。



唐突ですが、ここで誰も興味がない筆者のファッション遍歴をご紹介します。

◆高校生(2003~2005)
田舎の中学から大阪ド真ん中の高校に放り込まれ急激にオシャレを意識する。
土曜の半ドン後は、天王寺に繰り出し、MIOに入っていた(今でもある?)レイジブルー、ハレを買い漁る。
レイジブルーで全てが揃うと信じていた頃。あと、忘れちゃいけないフーズフー。
ビームス、シップス、チャオパニックは高すぎて見るだけ。
ドメブラ?なにそれ。

◆大学生(2006~2011)
レイジブルー・ハレ・タケオキクチナノユニバースで回す。
1回生あたりはまだまだレイジブルーで買い物してた記憶がある。
バイトが解禁されお金ができた分、シップス(本体ではなくジェットブルー)、ビームスナノユニバースタケオキクチを買う。
ジレ最強。M字バンク必須。襟足なっがー。
山Pになりたかったり、加瀬亮になりたかったり。振れ幅が大きい。
まだまだドメブラは知らない。

◆社会人①(2012~2015)
休日に洋服を買う時間がなくなり購入先はほぼZOZOになる。
が、ZOZOがきっかけでラウンジリザードを知る。
スキニーデニムに古着っぽいチェックシャツに纏うロックスタイルがぶっ刺さり、ラウンジの服を買うようになる。
平行して、アタッチメント・カズユキクマガイ(高い)も買う。

◆社会人②(2016~2020)
世の中はオーバーサイスが流行するが、ラウンジリザードの細身スタイルを続ける。
が、ラウンジが休止することになり洋服迷子になる。おーん。
その後、後継ブランドとなるメインアトラクションが立ち上がり一安心するが、
同ブランドも一年程で休止となり再度迷子となる。おーん。



はい。こんな感じで服を買ってきました。
ちなみに筆者の身長は169cm(短足・顔でか)で全く服に愛さていません。
また、童顔が故に<大人っぽく見られたい>が昔からのテーマでした。


タイトルに戻ります。今30代でもう少ししたら40歳。こんな大人が買うべき洋服とは?
そりゃあよく言われる「自分がしたい恰好をすればいい」が一番聞こえがいい答えだと思います。
ただ、自分の場合、
したい恰好=ラウンジリザードのようなロックテイストの服装(古着っぽいチェックシャツにスキニーデニム。足元はハイカットコンバース
なんですが、短足チビ丸メガネ刈り上げセンターパートの35歳がこの格好をしても似合わないんですよ。顔がコボちゃんなので。
アパレル店員さんとか美容師さんなら様になるんでしょうけど。



したい恰好ができないなら、年相応(またはそれ以上)に見られる格好をしたい。
と思って行きついたのが、アイビーファッション。
わかりやすく言うと、セレクトショップZabouさんが扱ってるアイテムがそれに当たるんですが、
この格好であればいい意味でオッサンぽくて年齢以上に見てもらえる。



時代の流行に流されないアイビーを身に纏う。渋くて恰好いいじゃないの。
これは一つの正解でした。
40歳まではこの路線で行こうと決めました。
30代でアイビーに慣れておき、そのまま40代に突入すれば自然に年相応の恰好が様になる…!



手始めにリゾルトのデニムを買いました(通販)。
流れでバラクータG9も買いました(通販)。もちろんghbassも買いました(通販)。
ワイの理想のファッションの完成やで!はい。これで勝ちです。
ぜ~んぶ着てウキウキで嫁さんに見てもらったところ、
一言、「おっさん臭いな」。




おっさん臭い。

おっさんくさい。

おっさんくさいかっこうですよ、それ。



おっさんぽく見られたくて。そんなアイテムを集めて(通販)。
大好きだったラウンジリザードとお別れをして。。
そんな着飾ったボクを見て一言、「おっさん臭い」。



悲しくなりました。どうしてでしょう。
そう言われたくて頑張ってきたのに。なのになんで。。この気持ちは何??
渾身のプレゼン資料を仕上げたのに本番直前に部長に却下された気分でした。



でも、悲しくなったその気持ちが答えなのでしょう。
自分のしたい服装はこれじゃない。悲しいけどそうなのです。
35歳はまたまた迷子になりました。おーん。

思い返せば、嫁さんにどん底に突き落とされる前に少しの予兆はありました。
一度、アイビー路線に乗っておっさん臭い服装をしてしまうと、
もう流行を取り入れたファッションはできないのではないか。
(株)アイビーと契約すると、
二度と他ジャンルの服を着れなくなり元に戻れなくなるのではないか。



意味不明ですがマジでこんな恐怖心がありました。


嫁さんに重度のメダパニを解いてもらいつつ、
自分のしたいファッションについて整理してみました。



1.若作りしてない
2.大人っぽいデザイン
3.程よく流行を取り入れている
4.将来大きくなった娘にダサイと言われない(一番大事)



こんな条件をぼんやり思い浮かべながらインスタでコーデ投稿を漁っていたところ、
目にとまったコーデがありました。
<ゆとりあるデニムに身幅をとったシャツを纏い、足元はローファーで締める>
素材の良さで大人の余裕を醸しつつ、トレンドは取り入れている正に理想のスタイル。


「・・・・・・これや!ワイが求めてたんこれや!」。


はじめてラウンジリザードに触れたときのように…
はじめてなにわ男子の道枝くんを見た女子中学生のように胸躍りました。



そんなおしゃれさん達が纏っているブランドは、comoli、アプレッセ、hugen等々
インスタは何でも教えてくれます。インスタ最高。
この無理をしないスタイルが最高に恰好いい。40代になってもできる。



価格はバカ高い(デニム4万円~ シャツ2万~)ですが、
これらのブランドをミックスすれば理想のスタイルができる。そう思いました。



まだ数アイテムしか買えていませんが、
その中でも、アプレッセのデニム、コモリのシャツは本当にベストバイ☆彡(言ってみたかった)です。
前から持ってたマーカウェア、カーリーとの相性もいい。
もちろんghbass、バラクータともばっちり合います。



ファッション遍歴に最新項を追加するならこんな感じ。

◆社会人③(2021~現在)=オーバーサイズの波に負け、ゆったりシルエットを展開しているドメブラに手を伸ばす。
             アプレッセ、コモリ、markaware、carly等。 

  
このスタイルで数年は戦えそうです。

もう迷子にはなりたくない。おーん。